連勝ストップも、勝ち点は手に入れ3位をキープ。大分・野口茅斗「満足せず、貪欲にゴールを狙いたい」【F1上位リーグ25節|記者会見/浦安vs大分】
1月7日、名古屋金城ふ頭アリーナにてFリーグ2023-2024 ディビジョン1ファイナルシーズン上位リーグ・第25節が行われ、バサジィ大分とバルドラール浦安が対戦。1-1で引き分けた。 今季最後に敗戦した相手である浦安を破り、連勝を7に伸ばしたい大分。前半から6試合連続ゴールを決めている仁部屋和弘を中心にシュートチャンスを作るも、ゴールには届かない。相手の決定機にはGK上原拓也が体を張り、ドローのまま前半を終える。 後半、先制点を挙げたのは大分。23分にパスを回す相手からボールを奪うと、キャプテンの野口茅斗がフリーでボールを受け、落ち着いて得点。しかし5分後には右サイドを破られ試合は振り出しに戻る。残り11秒でタイムアウトを使い得点を目指したが、スコアは動かせず。ドローで試合を終え、大分の連勝は6でストップした。 試合を終え、狩野新監督と野口茅斗が記者会見に出席した。
選手たちに伝えた「常に感謝の気持ちを持つこと」
●バサジィ大分|狩野新監督 ──試合を振り返って。 日本中が苦しい状況で自分たちがここでプレーしてよいかと考えた時、ピッチに立てることに「感謝の気持ちを常に持ってくれ」と選手たちには伝えました。Fリーグを通して日本中に伝えなきゃいけないことは、自分たちが熱心に取り組んでいること。今日1日でどのくらい届けられたかはわからないですが、そこを目標にすべてを出し切って諦めないことを頭にいれてプレーしました。 そのなかで、選手たちは最後までアグレッシブにプレーできました。前後半を通して諦めることがなかった試合だったと思います。ただ試合展開で言えば、浦安の展開でした。そこまで前半の入りは悪くなかったですけれど、クワトロに対しての守備はうまくできなかった印象です。浦安にはもう一度リベンジしたいという気持ちです。 ──素晴らしい内容だった一方で、引き分けを勝利にするために何が必要だと考えていますか? 後期はゴールを取るためにどうするかにフォーカスしていましたが、今日は前期のかたちに戻ってしまいました。それを踏まえて、得点の構造や戦術的なところ含めて見直さないといけません。いい守備が出来たとしても、ゴールが取れないとこのようにロースコアに終わってしまいます。得点力を伸ばすことが鍵になってきますし、ゴールへの意欲や戦術を改善していきたいです。 ──アグレッシブさを感じる試合でした。3位をキープするために、残り2試合ではどんな戦いを見せたいですか? 一戦一戦、試合に勝つことを自分たちは目標にしていますので、先のことは考えずに、目の前の試合に立ち向かっていく。そこに対して全力で諦めない姿勢を上位リーグでは出さないといけないと思っています。 昨季は不甲斐ないシーズンを過ごしてしまいました。上位リーグに行けたことは、自分たちの力だけでなく、クラブや周りのサポーターの支えがあってのことなので、感謝していきたいです。上位リーグでは、目の前の試合に勝つこと。残り2試合すべて出し切って、リーグの経験を活かして戦いたいです。
【関連記事】
- Fリーグ2023-2024 ディビジョン1|試合日程・結果|試合会場|放送予定|ABEMA&FリーグTV
- エスポラーダ北海道のF1最下位が確定。入替戦はF2王者・ヴォスクオーレ仙台との試合に
- Fリーグ終盤戦で文句なしの主役!4試合で8得点&2回のハットトリック「誰よりもフットサルがうまくなりたい」(仁部屋和弘/バサジィ大分)|月間MVP受賞インタビュー
- 【移籍情報】内田隼太がスペイン2部のフルエネルギア・サラゴサへの期限付き移籍を決断!半年ぶりの古巣復帰へ
- フットサル年間大賞『Futsalplanet Awards 2022』にフットサル日本代表がノミネート!各個人賞には黒本ギレルメ、木暮賢一郎監督、米川正夫監督が選出