次はどこへ? 2025年夏に契約満了を迎えるビッグネーム(3)アーセナルは残すべき? 完全復活した中盤の要
2024/25シーズンの欧州主要リーグも折り返しを迎えた。シーズン終盤にかけて各リーグの順位争いが熾烈を極める中で、同じように注目を集めるのが、残りの契約が半年に迫っている選手たちだ。今回は今季終了後に契約満了を迎えるビッグネームを紹介する。(成績は『transfermarkt』を参照)
MF:トーマス・パーティー(ガーナ代表) 生年月日:1993年6月13日 所属:アーセナル(イングランド) 今季リーグ成績:19試合2得点2アシスト 今季のアーセナルは、トーマス・パーティーがいなければさらに厳しい戦いを余儀なくされていたかもしれない。 2020年夏にアーセナルと契約して以降、トーマスは毎シーズンのように怪我に悩まされており、昨季は全公式戦で883分の出場時間に留まっていた。試合に出場することができればアンカーとして高い精度のプレーを披露するが、稼働率の低さが最大のネックだった。 契約最終年を迎えた今季は予想を大きく上回る稼働率の高さを示しており、1月13日時点で2145分のプレータイムを得ている。これは最も多くの試合に出場した2023/24シーズン(2694分)に次ぐ出場時間だ。 ディフェンスラインに怪我人が続出している緊急事態では、右サイドバックとしても出場するなど、近年の稼働率の低さを埋め合わせるかのような働きをみせている。 トーマスは今夏で2020年夏に加入した当時に結んだ5年契約を全うする。同じく中盤の底を本職とするジョルジーニョも今夏で契約満了(1年の契約延長オプション付き)となることから、31歳のガーナ代表MFに新契約を提示する可能性もあるだろう。
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