ナマコ漁解禁前に陸奥湾で “密漁対策” 訓練 官民一体で未然防止へ
青森朝日放送
10月からのナマコ漁の解禁を前に、取り締まり強化へ向けた取り組みです。陸奥湾で密漁対策の訓練が行われました。 青森市の後潟漁港で行われた訓練には、青森県や警察、陸奥湾11漁協の漁業関係者などおよそ100人が参加しました。 【訓練】 「至急漁協に集合し、現場確認を一緒にお願いします」 訓練では、陸奥湾15カ所に設置されているAIの監視システムが密漁船を発見した際の連絡体制や、陸上での確保に向けた体制を確認しました。 蓬田漁協では2021年と2022年、2年連続でおよそ1億円の密漁被害が発生。被害の未然防止に向けて官民一体での体制を強化しています。 【青森県漁連 二木春美会長】 「ナマコ密漁をなくし、皆さんの生活に貢献できたら良いなと思って、県漁連の方でも力を入れて、監視システムを強化するということでやっております」