議会で一転して謝罪 家賃滞納の議員…支払い命じる判決出ても「納得できないものは納得できない」と一時は主張
MBSニュース
MBSの追及に対して、判決に納得していないと主張していた町議が一転、議会で謝罪しました。 (京都・和束町 宗健司議員)「大変ご迷惑とご心配をおかけしたことを心よりお詫び申し上げます。誠に申し訳ございませんでした」 6月12日に和束町議会で謝罪した京都府和束町の宗健司議員(60)。関係者によりますと、宗議員は自身が代表を務める企業が奈良市内に借りていた事務所の家賃3か月分などを滞納。2022年6月までに奈良簡裁は滞納していた家賃など計20万円あまりを支払うよう命じ、判決は確定しましたが、支払いを拒否していました。 この問題についてMBSが今年5月29日に宗議員を取材していました。その際に宗議員は次のように話していました。 (宗健司議員)「納得できるなら支払いますよ。法治国家で裁判で判決が出たとしても、納得できないものは納得できませんやん」 判決に納得していないから支払わないと持論を展開していた宗議員ですが、6月12日の町議会では主張を一転。判決に従い、滞納していた家賃などを支払ったことを明らかにして、謝罪しました。 (宗健司議員)「裁判所の判決の通り、全額、相手方代理人弁護士を通じまして、6月3日にお支払いさせていただきました。相手方の大家様に対してもご迷惑をおかけしたことをお詫び申し上げます。すみません」 宗町議は議員として襟を正し町民の信頼を取り戻したいとしています。
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