冬の人気レイヤード「コート×パーカ」。“色を揃える派”? “色を外す派”?好サンプルで比較!
冬、大活躍するアウターといえばロングコート。アナタならバサっと羽織って、どうレイヤードする? 【写真6点】「【冬の人気レイヤード】コート×パーカ。アナタなら“色を揃える”? “色を外す”?」の詳細写真をチェック 実際に街へ繰り出してみるとパーカとコーディネイトし、首元にアクセントを付けている大人が実に多い。スナップ隊はその事実に気がついた! “色を揃える派”と“色を外す派”、ふたつの流派からそのグッドバランスを探っていこう。
① 単色コート姿を退屈に見せない首回りのボリューム
太郎館季道さん(43歳) まずは“色を揃える派”。コートとパーカを黒で統一し、オールブラックコーデを完成させた。 ロングコートは生地面積が大きいため、全身がのっぺりしがち。特に太郎館さんのような単色コーデはなおさら、である。 しかし、フードで首回りにボリュームをもらせたり、黒は黒でもナイロン・スウェット・コーデュロイと異なる生地をミックスさせるなど、退屈に見せないテクニックが目白押し! この冬、手本にしたいオールブラックである。
スニーカーは白のランシュー。オールブラックに軽やかさを加えるグッドチョイスだ。
② こっそり色を揃えて、素材で外す!
清水達也さん(35歳) 細かく言うと、清水さんは“こっそり色を揃える派”。トラディショナルな千鳥格子を採用するロングコートに、フードの付いた黒ベストを合わせている。つまり、千鳥格子に使われている黒を拾っているというわけ。 ベストはコートとテイストが異なるスポーティなナイロン製。さらに短丈で腰回りに“段”を作っている。モノ選びから見るに、なかなかの戦略家!
スポーティなベストと呼応するように、手首にはパネライが巻かれている。ガシガシ使い込んだSSケースの小傷がいい感じ。パネライはこうでなきゃね。
③ シックな黒に映える外しのピンク
Kさん(43歳) お待たせしました、“色を外す派”のご登場。写真を見ていただければ、もはや説明不要! 黒を基調としたシックなコーディネイトに、優しい色みのピンクが問答無用で映える。キャップも同色にし、キャッチーな見た目と可愛げをプラス。 ……よくよく見たら、パンツのドローコードがピンク!? この全身、パンツからインスピレーションを得た色合わせなのかも。
足元はジョーダン。そして、パンツの裾をインしたソックスのこなし。着ている服のブランドからも分かるように、この方、絶対自転車好き! やっぱり自分の趣味をファッションで表現するって素敵だ。 ◇ 工夫を凝らした3人のコート×パーカ合わせ。実践しやすい簡単コーデだが、インナーに使うパーカはコートのシルエットに干渉しない、薄手&ジャストサイズをオススメしたい。あとは、色を揃えるか、外すか。アナタのお好みで!
OCEANS編集部