『THE WILD 修羅の拳』©2023 JNC MEDIA GROUP ALL RIGHTS RESERVED

　パク・ソンウン主演の韓国ノワール映画『The Wild（英題）』が、『THE WILD 修羅の拳』の邦題で2024年2月16日よりシネマート新宿ほかで順次公開されることが決定した。 【写真】『THE WILD 修羅の拳』場面カット 　11月15日に韓国で公開された本作は、第39回モスクワ国際映画祭で主演男優賞と最優秀アジア映画賞を受賞した社会派サスペンス『ありふれた悪事』のキム・ボンハン監督によるノワール映画。謀略と裏切りが交錯し、激化する抗争が描かれる。 　殺人の罪を償い、穏やかに暮らしたいという望みを抱く元地下ボクサーのウチョルを演じるのは、『新しき世界』のパク・ソンウン。さらに、ウチョルを気遣いながらも利益のためには全てを利用することを厭わない犯罪組織の首領ドシクを、『ただ悪より救いたまえ』のオ・デファン、北朝鮮軍特殊部隊出身で脱北者による麻薬密売組織を仕切るガクスを、『殺人者の記憶法』のオ・ダルス、薬物中毒で汚職にまみれた刑事ジョンゴンを、『KCIA 南山の部長たち』のチュ・ソクテがそれぞれ演じる。 　かつて違法賭博場で試合中に相手を誤って殺害し、8年の刑を終えた元ボクシング選手のウチョル（パク・ソンウン）。釈放された彼を待ち受けていたのは、古き友人で犯罪組織の首領ドシク（オ・デファン）からの一緒に働かないかという誘いだった。「静かに生きたい」と提案を断るウチョルだが、偶然出会ったコールガールのミョンジュ（ソ・ジヘ）を守るため汚職刑事のジョンゴン（チュ・ソクテ）に拳を振るってしまう。ドシクとジョンゴンの取引により逮捕を免れたウチョルだったが、脱北者で構成された麻薬密売組織を仕切るガクス（オ・ダルス）を消すよう命じられる。退路を断たれたウチョルの命運は。