「スパイダーマン」第4作は2026年7月に米国公開と公式発表 「アベンジャーズ」第5作の2カ月後というスケジュールに

「スパイダーマン」第4作は2026年7月に米国公開と公式発表 「アベンジャーズ」第5作の2カ月後というスケジュールに

ソニー・ピクチャーズは、トム・ホランド主演のMCU版「スパイダーマン」第4作を、米国で2026年7月24日に公開すると発表した。予想どおり、『シャン・チー／テン・リングスの伝説』のデスティン・ダニエル・クレットンが監督を務める。これまで、ルッソ兄弟がクレットンに代わって「アベンジャーズ」新作の監督を引き継いだあと、クレットンが本作の監督として交渉中だと報じられていた。 「スパイダーマン」第4作は、「アベンジャーズ」第5弾『Avengers: Doomsday（原題）』の2カ月後に公開されることになるため、2026年の夏はMCUにとってビッグなものになりそうだ。これは、『スパイダーマン：ファー・フロム・ホーム』が『アベンジャーズ／エンドゲーム』のすぐあとに公開されたことを思い起こさせる。また、ホランドは同じく2026年7月に公開されるクリストファー・ノーラン監督の次回作にも出演するため、この夏はMCUだけでなくホランドにとっても忙しい時期となるだろう。 本作のストーリーについてはまだわかっていないが、『スパイダーマン：ノー・ウェイ・ホーム』の続きが描かれることになると思われる。先日には、ホランドが2025年夏に撮影が開始されることを明らかにしていた。脚本に関してはまだ手直しが必要ではあるものの、共演するゼンデイヤとともに読んだところ「心に火がついた」という。なお、アンドリュー・ガーフィールドは『スパイダーマン：ノー・ウェイ・ホーム』にサプライズ出演したが、本作には出演しないと述べている。 プロットとして可能性があるのは、ホランド演じるスパイダーマンが、ロバート・ダウニー・Jr.演じるドクター・ドゥームに対して何らかの感情を抱く、というものだ。同じくダウニー・Jr.が演じたトニー・スタークは、スパイダーマンの友人であり師でもあるからだ。また、ソニー・ピクチャーズの「ヴェノム」シリーズとのつながりを示唆する要素もある。「スパイダーマン」第4作の公開日が、『ヴェノム：ザ・ラストダンス』の米国公開日に発表された理由が何かしらあるはずだ。 なお現在のMCUは、Disney+で配信されている『アガサ・オール・アロング』や、公開が迫る『キャプテン・アメリカ：ブレイブ・ニュー・ワールド』などに力を入れている。