自宅に火をつけ全焼させる 周辺住宅8棟にも延焼 73歳男を放火罪で起訴
先月、愛媛県宇和島市で自分が住んでいた住宅に灯油をまいてライターで放火し全焼させたなどとして松山地検は73歳の男を放火の罪で起訴しました。 現住建造物等放火の罪で起訴されたのは、住居不定・無職の阿部安明被告(73)です。 起訴状などによりますと、阿部被告は先月13日、当時内妻の70代の女性と住んでいた宇和島市内の木造2階建て住宅の和室で灯油をまき、ライターで火をつけるなどして住宅を全焼させたとされています。 火はおよそ3時間後に消し止められましたが、阿部被告の自宅が全焼した他、周辺の住宅8棟も延焼しました。 松山地検は阿部被告の認否について明らかにしていませんが、これまでの警察の調べに対し、「家に火をつけ全焼させたことに間違いありません」と容疑を認めています。