互いの“血”を捧ぐ謎の儀式を経て、夢の世界への道を開いてしまった男女の物語。クラウドファンディングで221万円以上の支援を受け制作が進行中

5月22日、『ゆめにっき』や『OMORI』に影響を受けて制作されたアドベンチャーゲーム『Brutal Complex』の映像が公開された。本作は2023年8月よりクラウドファンディングを実施し、412人のバッカーから221万3365円の支援を受け制作が進行した作品だ。 残念ながら現在は配信が中止されているが、1月にはデモ版が配信されており、ユーザーから「今後の続報に注目したい」、「素晴らしいゲーム」、「ビジュアルもストーリーも最高」といったコメントが寄せられていた。 本作は、インディーゲーム開発チームである「ぶるたる𝘃𝗮𝗽」がゲーム制作ツールである『RPGツクールMV』で制作したアドベンチャーRPGだ。クラウドファンディングの紹介ページによると、ある夏の日に「小泉ナナ」は、お互いの肌を噛んで血を飲みあうという謎の儀式を男の子と行う。 二人は気が付いたら夢の世界への道が開かれていることに気づく。白い空間に続く鮮血の道の先には、何が待ち受けているのか。二人は真相を知るため、夢の世界へと侵入する。 公開されたトレーラーでは、血まみれのスマートフォンの傍で横たわる人物の画像や、学校でピアノをひく少女、仲良く遊ぶクラスメイト、血しぶきが飛び散る部屋。そして、首に噛み後をつける男女の姿が確認できた。なお、本作の開発期間は、約1年ほどであることが告知されている。 『Brutal Complex』の一見平和そうに見えるも、一気に不穏な雰囲気に引き込んでくる映像で本作が気になった方は、ぜひ公式SNSやサイトを参照してみてほしい。