お米を原料の一部にした箸やビニル袋などを作り出す 児童たちがコメの収穫体験【佐賀県鹿島市】
サガテレビ
鹿島市の放課後児童クラブの児童たちが、お米を原料の一部にした箸やビニル袋などのバイオマスプラスチック製品を作り出そうと、コメの収穫体験を行いました。 この取り組みは子供たちに農業体験をしながら、植物や微生物を原料とするバイオマスプラスチックなどについて学んでもらおうと企画されたものです。 鹿島市では将来的に食用以外の目的で使う“資源米”を地元で育て、そのコメからバイオマスプラスチックなどをつくることで地域内の資源循環を図ることを目指しています。 31日は鹿島市の放課後児童クラブの小学1年生から6年生までの14人が参加。 今年7月、バイオマスプラスチックのバケツに植えたコメの苗を市がクラブへ寄贈し、児童たちが水やりや除草をして育てたということです。 【児童】 「かたかったけど切れてたのしかった」 「これから(コメが)プラスチックになると思うとすごいなと思った」 31日は収穫したコメは、児童たちが11月7日に脱穀作業を行い、箸やビニル袋などのバイオマスプラスチック製品に生まれ変わるということです。
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