香川・三豊市の養鶏場で鳥インフル発生 徳島県は県境の国道で関係車両を消毒【徳島】
JRT四国放送
香川県三豊市の養鶏場で高病原性鳥インフルエンザの感染が確認され、11月7日夜からニワトリの殺処分が始まりした。 これを受け徳島県は、8日朝から三好市内で関係車両の消毒を始めました。 7日朝、三豊市の養鶏場で十数羽のニワトリが死んでいるのが見つかり、遺伝子検査の結果、病原性が高い「H5亜型」の鳥インフルエンザウイルスが検出されました。 このため香川県は、昨夜からこの養鶏場と関連の養鶏場で飼育しているニワトリ合わせておよそ7万羽の殺処分を始めました。 24時間体制で作業に当たり、12日をめどに終える見通しです。 また、発生した養鶏場から半径10キロ以内にある約100か所の養鶏場に対し、ニワトリや卵の移動や搬出を制限しています。 これを受け徳島県は、8日午前9時から県境に近い三好市池田町の国道32号に消毒ポイントを設け、関係車両の消毒を始めています。 今シーズンの養鶏場での発生は全国6例目で、四国では初めてです。 一方、10月に阿南市で回収された野鳥の死骸についても8日、「高病原性鳥インフルエンザ」と判定されました。 県は注意喚起のアラートを引き上げるとともに、半径3キロ圏内にある養鶏場への立ち入り検査を行っています。