沼津市役所ではとび職組合の職人が「はしご乗り」を披露 富士市では正月の風物詩の「木遣り」と「はしご乗り」
静岡県沼津市では新春恒例のはしご乗りが披露されました。 はしご乗りは1年の無事を祈って沼津とび職組合が行っていて、沼津市役所では、高さおよそ6.3メートルのはしごの上でとび職人たちが技を披露しました。 とび職 白岩沙恵さん(20): 「沼津の若い人たちにもこういうものを知ってほしい願いもあるし、後世に残していきたい思いもある。いろんな技を出来るようになり、来年もやりたい」 はしご乗りは消防の出初式などでも見られますが、江戸時代はとび職人が町の火消しを行っていて、現在に受け継がれているということです。
富士市では
静岡県富士市の富知六所浅間神社でも2日、正月の風物詩の「木遣り」と「はしご乗り」が行われました。 高さ7メートル52センチのはしごの上で様々な技を披露すると、多くの参拝客から拍手が沸き起こっていました。 参拝者 女の子: 「落ちるか怖かったけどすごい良い演技だった」 参拝者 男性: 「落ちそうでどきどきしました。すごい。伝統芸なので続けてほしいな」 富士地区鳶工業連合会 富士若鳶会 渡邉貴彦会長: 「年の初めの行事ですから、今年1年の安全を祈願しまして、今年1年皆様が笑顔で暮らせるような1年になってもらいたい」