【PFL】AJ.マッキー「彼が何をしてくるかなんて考えない」×6連勝ポール・ヒューズ「俺には殺戮本能がある」、ガヌーMMA復帰戦も=19日25時半スタート
2024年10月19日(日本時間20日AM2時半開始)、サウジアラビア・リヤドのキングダムアリーナで開催される『PFL Super Fights: Battle of the Giants NGannou vs. Ferreira』(U-NEXT配信)に向け、18日に会見・計量が行われた。 【写真】メインイベントのガヌーとフェレイラは額を突き合わせて臨戦態勢に ヘビー級スーパーファイト世界王座戦に臨むフランシス・ガヌー(256.8lbs/116.48kg)とヘナン・フェレイラ(251.5lbs/114.07kg)。 女子フェザー級スーパーファイト世界王座戦のクリス“サイボーグ”(144.5lbs/65.54kg)とラリッサ・パチェコ(144.1lbs/65.36kg) Bellator世界ミドル級王座戦で王者ジョニー・エブレン(184.7lbs/83.77kg)と挑戦者ファビアン・エドワーズ(184.9lbs/83.86kg)が再戦に臨むなど、メインカード出場選手たちが計量をパス、フェイスオフと意気込みを語った。 またメインカードの第1試合では、RIZINにも出場したAJ.マッキーが出場。6連勝中のポール・ヒューズと対戦する。 ▼ライト級 5分3R AJ.マッキー(米国)22勝1敗 155.8lbs/70.66kg ポール・ヒューズ(アイルランド)12勝1敗 155.8lbs/70.66kg MMA22勝1敗のマッキーは、元Bellatorフェザー級世界王者。日本のDRAEMにも参戦した父アントニオ・マッキーのコーチの下、2015年4月の『Bellator136』で20歳でプロMMAデビューを果たすと、2021年7月にパトリシオ・ピットブルに1R 一本勝ちで、18連勝でフェザー級王座戴冠。 2022年4月の再戦で判定負けするも、以降、スパイク・カーライル、ホベルト・サトシ・ソウザ、シドニー・アウトローを相手に3R 判定勝ち。2024年2月の『PFL vs. Bellator: Champs』では、2023年PFLライト級トーナメント準優勝のクレイ・コラードにも腕十字で1R 一本勝ちし、現在4連勝中の29歳だ。 対するアイルランドのヒューズはMMA12勝1敗の27歳。現在、6連勝中で英国Cage Warriorsでウェルター級王座に就くなど5連勝後、2024年6月の前戦では太田忍も出場した『Bellator Champions Series』地元ダブリン大会でBellatorに初参戦し、ライト級でボビー・キングに2R TKO勝ちしている。6KO・TKO、3一本勝ちのフィニッシャーでオーソからアップライトの構えで右ストレートのみならず左前手のフック、左右ハイキックも武器に、テイクダウンからのパウンド、寝技も厭わないアグレッシブファイターだ。 ◆AJ・マッキー「傭兵がやることをやるだけ」 「土曜の夜には、すべての会話は窓の外に消えていく。僕の目線は常に“ゴールド”に向いているし、チャンピオンになることを常に望んでいる。ベルトを巻くのは久しぶりだから、またその時が来たんだと思う。ポールには尊敬の念しかない。いま私も彼の立場に立っている。ハングリーであること。地獄のような経験をして、またこのファイトゲームに戻ってきた。土曜の夜、彼が僕の前に立ちはだかることはないだろう。私はあそこに行き、自分のできることをするつもりだ。彼が何をしてくるかなんて何も考えていない。僕は“傭兵(Mercenary)”がやることをやるだけだ。ケツを蹴り上げて勝ち名乗りを受けて、家に帰る」 ◆ポール・ヒューズ「AJは俺のような若い男と対戦したことがない」 「AJ・マッキーはとても危険な男だ。土曜の夜は100%自分のゲームをしなければならない。俺は根っからのフィニッシャーだ。俺には“殺戮本能(killer instinct)”がある。キャリアを通してそれを証明してきたつもりだ。この両手でノックアウトしてきた。ヒジでノックアウトしたこともある。ヒザでノックアウトしたこともあるし、ヘッドキックでノックアウトしたこともある。だから、どんなことにも対応できる。 AJは素晴らしいファイターだし、究極のリスペクトを持っている。彼は俺のような選手と対戦したことが無いし、若い男と対戦したこともない。彼はあそこで金のチェーンとデザイナーのメガネをかけている。公平に見ても、彼は金のために一生懸命働いてきたんだ。俺にはまだそれがない。俺はまだ若いし、ハングリーだし、土曜日の夜に彼がノックアウトされることを予感している」