竹内涼真×町田啓太がW主演、Netflixで「10DANCE」映画化 監督は大友啓史
竹内涼真と町田啓太がダブル主演を務めるNetflix映画「10DANCE」の制作が決定。井上佐藤の同名マンガを原作に、「るろうに剣心」「レジェンド&バタフライ」の大友啓史が監督を務める。 【画像】井上佐藤の「10DANCE」書影 ラテンダンスの日本チャンピオン・鈴木信也と、スタンダードダンスの日本チャンピオンで世界2位の記録を持つ杉木信也の恋とダンスを描く「10DANCE」。鈴木が杉木に「10ダンスでチャンピオンをともに目指そう」と声をかけられたことから物語が展開する。10ダンスとは、ラテン5種とスタンダード5種の両方を極めたダンサーたちが、全10種類のダンスで競い合う競技ダンスのこと。それぞれが教え合い世界を目指すという無謀さから断る鈴木だったが、挑発的で闘争心をあおるような杉木の態度に押し負け、引き受けることに。ぶつかりながらもレッスンを重ねた2人は徐々に距離を縮め、鈴木は杉木に惹かれていく。 Netflix作品初参加となる竹内が鈴木、「幽☆遊☆白書」「グラスハート」に参加した町田が杉木を演じる。大友は「愛に関する器、その器量を創り手に強く問うてくる作品です。身体を重ね、眼差しを交わした瞬間、優美さの裏側に潜む秘めた感情や情熱と共に、様々なボーダーを超えた、未だ見ぬ新しい何かが産み落とされていくかのようです。日々心を震わしながら、この挑戦に取り組んでいます」とコメントした。 さらに井上佐藤は「映像化のお話を伺ったとき、正直に言えば『期待1:不安9』の割合でした」と語り、「大友監督、竹内さん、町田さん、このお三方ならば、官能とその先にある歓喜を表現していただけるだろうと期待を込めて、完成をソワソワしながらお待ちしております」とつづった。 「10DANCE」は2025年に世界独占配信。脚本は吉田智子と大友が執筆する。 ■ 大友啓史 コメント 愛に関する器、その器量を創り手に強く問うてくる作品です。 身体を重ね、眼差しを交わした瞬間、 優美さの裏側に潜む秘めた感情や情熱と共に、様々なボーダーを超えた、未だ見ぬ新しい何かが産み落とされていくかのようです。 日々心を震わしながら、この挑戦に取り組んでいます。 竹内涼真、町田啓太の魅力をたっぷり添えて。ゴージャスで魅惑的な、そして今まで見たことのない新鮮なダンス映画を世界にお届けしたい。 どうぞご期待ください。 ■ 井上佐藤 コメント この度の映像化のお話を伺ったとき、正直に言えば「期待1:不安9」の割合でした。理由は、「10DANCE」の映像化には製作費をかけ、監督に恵まれ、キャストにも充分なダンスの資質が無ければ無理であろうと考えたからです。ですがその後、製作がまさかのNetflixさんと聞き、不安が一つ消えました。更に大友監督がメガホンを握ることに決まり、その映像から受ける美意識の高さに緊張が走りました。鈴木役の竹内さんは短髪で精悍なイメージがありましたが、髪を伸ばした笑顔を拝見して、「あ、“兄ちゃん”キャラだ!!しかも気さくな感じ‥」と、鈴木との共通点を見つけて、嬉しくなりました。杉木役の町田さんは、原作の杉木よりもずっと優しく甘いマスクで、貴公子感に溢れていて、ときめきました。このお二方の配役は私の中でストンと腑に落ちました。もちろん映像化にあたっては、漫画通りという訳にはいかないと思いますが、大友監督、竹内さん、町田さん、このお三方ならば、官能とその先にある歓喜を表現していただけるだろうと期待を込めて、完成をソワソワしながらお待ちしております。