1200mとはいえ福島で勝利経験もあるシリウスコルト

ラジオNIKKEI賞 シリウスコルト 宗像義忠調教師 ――前走の皐月賞は14着でした。レース内容を振り返ってください。 宗像調教師(以下、宗):結果は残念でしたが、良馬場発表とはいえ荒れて走りにくい馬場のなか自分の競馬はできましたし、よく頑張ってくれたと思います。 ――今回ラジオNIKKEI賞を選択された意図は。 宗:小回りコースで先行力が生かせるだろう、ということもあって選びました。 ――この中間の過ごし方を教えてください。 宗:前走後は放牧に出して、ここを目標に帰厩しました。戻ってきてからも毎週追い切っていますし順調ですよ。 ――6/19(水)に行われた1週前追い切りの狙いと動きの評価をお願いします。 宗:少しレース間隔があいたので、ジョッキーに乗ってもらって感触を確かめてもらいました。三浦騎手も「乗りやすくなっています」と話していましたし、以前は口向きに硬さがありましたがその辺りも良化しているんだろうと思います。 ――福島芝1200mでデビュー勝ちをおさめています。今回距離が延びますが、福島芝1800という舞台適性への見通しは。 宗:1回経験している競馬場ですし、距離も問題ありません。スピードがあるので、開幕週の馬場もプラスになるんじゃないかと思っています。 ――レースへの意気込みをお願いします。 宗:能力があってもっとやれる馬だと思っていますし、何とか良い結果を出してもらいたいです。