世界限定100本【ドイツ屈指の時計ブランド“SINN(ジン)”】2種類のチタンを融合した複合素材が生み出す唯一無二の模様に注目
最先端技術と伝統的な時計製造をあわせもつドイツ腕時計ブランド“ジン”は、マテリアル・テクノロジーの専門分野における知識を実証するマスターピース“1800.TITANDAMASZNER”を発表。今冬の発売を予定している。 【画像】ありそうでなかった!? 2種類のチタンを混ぜ合わせた斬新な文字盤を拡大して見る
時計製造において何度も新しい素材を使用してきた歴史を持つジンの新作は、グレード2チタンとグレード5チタンをベース素材として生み出されたチタンダマスカスを使用。2つの金属を重ね合わせ高熱により圧着したのち、赤熱状態で半分に切断、2つのパーツを何度も重ね合わて製造されたチタンダマスカスは、素材のきめ細やかなテクスチャーを持つ特別な表面が特徴のひとつだ。 そのチタンダマスカスを採用した文字盤一体型ケースは、全体に明暗が交互に現れる有機的な柄のダマスカス模様を纏い、モデルごとに異なるビジュアルを実現。また、ジンのテギメント・テクノロジーにより耐傷性も付与されている。さらに、抗アレルギー性と伝導率が低く体温を素早く吸収するというチタンの性質から、優れた着け心地も特長となっている。 文字盤も通常のように独立した部品として設計するのではなく、ダマスカスの金属の塊から削り出して作られており、ケース全体から続くダマスカス模様がひとつのユニットであることを証明。そこに光沢のあるブルーの時・分・秒針、Sinnのロゴ、カレンダー窓、インデックスを組み合わせることで、ユニークなビジュアルとコントラストによる視認性が両立されている。
なお、本作は木製特別ボックスに収められたセットとなっており、組み合わされたグレーヌバックボアレザー製ベルトのほかに、ブラックのヴィンテージルックカウレザー製のベルトも付属。そのほか、取扱説明書、エッシェンバッハのウオッチメーカー用拡大鏡、クリーニングクロスが標準装備される。価格は258万5000円で、世界100本のみの限定モデルとなっている。
文◎Watch LIFE NEWS編集部