「サーキュラーエコノミー」セミナー/埼玉県
資源を再利用して「循環経済」を目指す「サーキュラーエコノミー」。 実現に向けた企業の取り組みを紹介するセミナーがさいたま市内で開かれました。 「サーキュラーエコノミー」は廃棄物を出さないことを前提に、製品の再利用を繰り返すなどして、資源を最大限活用する取り組みです。 18日は、県内外にある企業の環境部門の担当者など、合わせておよそ100人が参加し、はじめに、経済産業省の担当者が講演しました。 金や銀などは、需要が今ある量を上回っていて、将来的になくなる可能性があるということです。 再利用を促す「サーキュラーエコノミー」の市場は今後、大幅に拡大することが見込まれる一方、対応が遅れれば、企業の成長の機会を失うリスクがあると指摘しました。 また、大手商社の「伊藤忠商事」は、使用済みの衣料から水素を生み出し、電力として活用している事例を紹介しました。 参加者は、講演を通して自分の会社がどんなことに取り組めるか、模索している様子でした。
テレ玉