【ボートレース三国】 塩田北斗がV候補として有力/マクール杯
ボートレース三国で28日から「マクール杯」が6日間で開催される。今節は抜けた本命候補が不在で混戦模様だがテクニックある巧腕レーサーがそろう一戦となった。 【写真あり】出場予定選手の一覧はこちら V候補として有力なのが一般戦で優出ラッシュの塩田北斗だ。塩田は巧腕というより強硬派だが、強豪ひしめく福岡支部のため一般戦に回る事が多い中、昨年はGIでも2優出と存在感がある。今年1月には児島(一般戦)で優勝しており格上の存在として戦線をリードする。近況好調なのが三嶌誠司だ。1月に地元丸亀で2回の優勝といぶし銀の活躍。当地は優勝3回の実績もあり、ここでも巧腕を披露し円熟の走りでシリーズを牽引しそうだ。 準地元勢も頼もしいメンバーが揃った。大阪からは当地を走る機会が多く、大崩れなく力走を見せる北村征嗣が登場。兵庫からは古結宏と、1月に地元尼崎で優勝し前走地の津でも優勝と近況好調な吉田俊彦が参戦。当地でGI優出歴がある柳生泰二もV戦線に当然絡むだろう。 若手ではA2降格となってしまったが、前走地の唐津で優勝し、すぐにA1復帰しそうな雰囲気のある常住蓮が楽しみな存在。また、男女混合戦となっており、初A級の柴田百恵にも注目。27日は晴れた天候の下で前検がおこなわれた。好モーターを引いた北村は、「とりあえず何もしません。地元のエース級の中辻選手を信じて行ってみます」と好感触のようだ。古結も「そのまま乗ってみたけど、前検としてはしっかりと動いていましたよ」と手応えを得ていた。
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