藤山直美&市村萬次郎、共演舞台開幕へ意気込み「50歳サバを読んで…」「初喜劇楽しみたい」
女優・藤山直美が4日、東京・新橋演舞場で舞台「七夕喜劇まつり」(5~28日、同所)の取材会に共演の市村萬次郎と出席した。 喜劇王と呼ばれた名優・藤山寛美さんの娘・直美が、喜劇への思いを受け継いだ舞台。和老亭当郎作「唐木の看板」と、一堺漁人作の「はなのお六」を上演する。 藤山は、出ずっぱりの本作について「トライアスロンみたいなお芝居。15、16歳の役ですので50歳サバも読んでますし、警察につかまらないといいけど…。2キロくらい離れて見たらちょうどいいかも」と冗談交じりにアピール。百戦錬磨だが、「ピュアで純粋なメンタルを持った子なんで、そこが一番演じていて難しいですね」と語った。 萬次郎は「初めての喜劇ですので、楽しんでやりたい。立役(男役)も非常に久しぶりですし、普段女形しか観ていない方にも楽しんで頂けるかなと思います」と新鮮さも感じている様子。藤山との舞台共演は3度目で、「楽しくやらせてもらっている。(藤山は)出てきた瞬間にパッと舞台の雰囲気が変わる、その存在感が一番の魅力ですばらしいところ」と明かしていた。
報知新聞社