【2024年12月版】シート高780mm以下の400ccバイク10選! 地面に足が着くのはやっぱり安心
シート高にまつわるお話
ライダーのスキルが高くなっていけば、シート高はほとんど気にせず乗れるようになる。無理をして両足ツンツンになるよりは、お尻の位置を着きたいほうの足側にオフセットして、片足でしっかり体重を支えられるようにしたほうが安心。また、信号での停止時などは路肩の縁石を利用するといった手も定石だ。 跨る際にシートに膝などが当たってしまう場合は、上半身をなるべく前に倒したほうが脚を高く上げることができる。ただ、人によっては上半身直立でも顔を後ろに向けたほうが上がりやすいなど、身体のクセによっても異なるので自分自身を観察しながらいい方法を見つけてほしい。 ちなみにシート高でおおよその足着き性は想像できるが、シート自体の形状やフレームの幅、ステップ位置などによって同じシート高でも足着き性はけっこう変わってくる。走っているときの快適性を求めればシートは幅広になっていく傾向だ。これは実際に跨って試すのが一番早い。 以下、【2024年12月版】シート高780mm以下の400ccバイク10選を紹介しよう。
カワサキ エリミネーター/S:735mm
ニンジャ400/Z400(シート高785mm)と共通のスポーティな並列2気筒エンジンを搭載し、往年の車名が復活したモデル。カテゴリー的にはクルーザーだが乗り味は低く長いネイキッドといった感じで、非常に扱いやすくロングランも疲れない特性になっている。ニンジャ400/Z400ほどスポーティではないかもしれないが、ワイディングロードも得意分野だ。シート高735mmという数値から期待する通り足着き性は抜群にいい。2024年モデルで追加されたプラザエディションは、SE並みの装備としながらスタイリングはスタンダードに準じたもの。 主要諸元■全長2250 全幅785 全高1140 軸距1520 シート高735(各mm) 車重178kg(装備)■水冷4ストローク並列2気筒DOHC4バルブ 398cc 48ps/10000rpm 3.8kg-m/8000rpm 変速機6段リターン 燃料タンク容量12L■タイヤサイズF=130/70-18 R=150/80-16 ●価格:81万4000円~91万3000円 ●色:黒/SE=黒×濃緑、青×黒/プラザエディション=カーキ、灰 ● 発売日:2024年3月23日 ※諸元はSE