ツール・ド・九州2024が開幕 初日の盛り上がりは
テレQ(TVQ九州放送)
岳田記者 「いま、スタートの合図が鳴りました。小倉城周辺1周およそ1.8キロのコース、45キロを駆け抜けます」 去年に続き開催された「マイナビ ツール・ド・九州2024」。本格的な自転車ロードレースです。レースには世界トップクラスの海外勢を含む17のチームが出場します。平均の時速は約50キロですが、フィニッシュでは70キロまで加速するそうです。観客とコースが間近とあって迫力抜群です。 観客 「かっこよくてスピードも速くて、臨場感のある素敵な試合」 「ヨーロッパのレースも見たことがあるので、それと同じくらいの迫力があってよかった」 自転車のロードレースは6人1チームで走ります。チームのエースの選手が走りやすいようにサポートとよばれる選手が風よけをしたり、場合によってはドリンクを渡したりするチームワークが重要な競技です。優勝のタイムは59分59秒でした。また地元・福岡のチーム、VC福岡もフィニッシュしました。 VC福岡 向川尚樹選手 「もっともっと若い子たちが自転車競技を始めて、九州から世界で活躍できる選手が出てきたらいいなと思って走ってました。ぜひ自転車競技を見に足を運んでください」 小倉城の周りで行われたこのレースは、レースだけではなく福岡県産の食材を使った飲食のスペースも設けられていて、街のにぎわいにつながっています。 観客 「子供たちが楽しめるイベントもある。飽きずに待てる」 大会アンバサダー 中野浩一さん 「(いろいろなひとが)たくさん集まれば、いろいろなものが生まれる。近くのお店も自然と繁盛する。経済効果もあると思う」 12日は大分県、13日は熊本県で、そして最終日の14日には、岡垣町と宗像市を周回する福岡ステージが開催されます。
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