特急やくも撮影、悪質行為疑い 男子高校生2人を家裁送致
JR西日本の特急「やくも」を撮影する目的で連結器の上に立つなどしたとして、鳥取県警は11日、鉄道営業法違反などの疑いで、神奈川県と兵庫県の10代の男子高校生2人を家裁送致した。県警によると2人は鉄道写真撮影の愛好家である「撮り鉄」仲間とみられ、深く反省していると話しているという。 送致容疑は3月5日午後0時半ごろ、JR伯備線江尾駅で、停車中の特急「やくも」の車両に足をかけたり、連結器の上に立ったりした疑い。JRからの通報で発覚、運行への影響はなかった。 JR伯備線沿線は特急「やくも」の人気撮影スポットで、一部の「撮り鉄」による私有地の立ち入りなどの悪質な行為が横行していた。