北アルプスや八ケ岳連峰、長野県内遭難相次ぐ 滑落、転倒で7人けが、1人行動不能
白馬岳で男性けが 左足骨折で重傷のもよう
大町署によると、北アルプス白馬岳の山荘付近(約2800メートル)で4日午前、東京都葛飾区の会社員男性(47)が転倒してけがをし、長野県警ヘリコプターで救助された。 男性は3日に単独で入山して山荘に宿泊。4日朝に出発した直後に転倒し、左足首の骨を折る重傷のもよう。救助を要請し、午前9時20分ごろヘリで搬送された。
八ケ岳連峰天狗岳 女性が滑落し重傷
茅野署によると、4日午後、八ケ岳連峰天狗岳の醤油樽の滝入口付近(約1700メートル)で、川崎市の無職女性(59)が足を踏み外し、5メートルほど滑落した。同行者から要請があり、諏訪広域消防特別救助隊員、茅野署山岳遭難救助隊員が出動。救急隊に引き継ぎ、女性は茅野市内の病院に搬送された。右足骨折などで重傷のもよう。 茅野署によると、女性は4日、2人パーティーで入山していた。