一瞬にすべてを懸けて アームレスリング世界女王・竹中絢音が極限の力比べに魅せられる理由
2023年のWAFアームレスリング世界選手権大会においてsenior女子-55kg級で左右優勝。圧巻の強さで世界一を手にした竹中絢音さん。そんな彼女がVITUP! 動画コンテンツ『美筋女子TIME』に出演してくれました。 【トーク動画】少女時代から無双!? トレーニング論からプライベートまで、竹中さんに根掘り葉掘り聞いてみた
幼少期にアームレスラーである父の影響で競技を始めた竹中さん。当初から世界で戦うことを視野に入れ、高みを目指して練習に励んできました。学生時代は強い男子を求めて各教室にアームレスリングの道場破りを敢行したり、移動中もつねにトレーニンググッズを持ち歩くなど、あらゆる面で競技に捧げてきました。 『世界最強になる』という目標はもちろんのこと、彼女をそこまで虜にするアームレスリングの魅力とは何なのでしょうか。その心は、一瞬で勝敗が決まる競技特性にあると言います。 「競技自体が一瞬で勝負が決まっちゃうので、その一瞬にいろいろなものが詰め込まれていたり、その一瞬に今までの自分の努力や取り組みを全部出さないといけない。そういうところが魅力かなと思っています」
まさに究極の力比べと言える競技において、一瞬にすべてを懸けて挑んでいく。その勝負の厳しさを知っているからこそ、日常から努力を欠かすことはありません。 「完全にこの人が強いってすぐわかるじゃないですか。そのわかりやすさは自分の性格に合っていたと思いますね」と竹中さん。幼少期から自分にぴったりと合う競技に出会った彼女は、ついに世界の頂点に立つまでの存在になりました。 しかし、ここはまだ目標へ向かう途中。目指すは『圧倒的な世界最強』であり、まずは今の階級で圧勝することと、その先には階級を上げての世界一も見据えています。強さへの渇望と競技愛を胸に、竹中さんの挑戦は続いていきます。
