退屈な日々、いつまで続くのか…そんな気分に寄り添う星野源の楽曲は? YouTuber・絶望ライン工が選曲
誰もが名もなき主人公
絶望ライン工は現在清掃業を務めているが、前職はミュージシャンだった経歴を持つ。 絶望ライン工:力及ばずで夢破れた自分が、こうして音楽プログラムのラジオに呼ばれるなんて夢のようです。仕事終わりに帰りに電車で本を読んだり音楽を聴いたり、ぼんやりと車窓に映る街を眺めたり。どんな職業の人でも、帰り道はきっと同じなんだと思います。 4曲目はZANIO feat. owlの『新月(Unplugged)』。 絶望ライン工:空を見上げても星は見えない。ここは会津じゃない、東京なんだ。でも、月は出ています。いつも自分のことを見ていてくれる気がする。そんな曲をかけさせてください。 最後の選曲は、山下達郎の『蒼氓』だ。 絶望ライン工:今回は帰り道をテーマに選曲させていただきました。東京と人々の暮らし。毎日さまざまな人生の人とすれ違うこの街がとても好きです。人々は風に揺れる青い草原の草。誰もが名もなき主人公なのだと思います。また明日、いつもの電車に揺られ、あなたは仕事へ向かいます。数知れぬ人々の魂に届くように。本日は絶望ライン工がお届けしました。 東京のある街、ある商店街、ある路線。セレクターたちが東京のある場面をイメージした選曲をお届けするコーナー「RADIO ENSEMBLE」の放送は、毎週月曜日から木曜日の17時台から。