四季報「夏号」で「最高益を更新した企業」ランキングTOP20
四季報最新号で最高益を更新した企業をランキングした(イメージ画像:Yukini/PIXTA)
『会社四季報』2022年3集(夏号) が6月17日に発売された。同号では「原材料高、円安、地政学リスク… 環境激変に負けない企業」と銘打って、各企業の今期業績見通しを解説する。 資源高は加速し、円安には歯止めがかからず、企業を取り巻く環境は険しさを増す。今夏は電力供給の逼迫が懸念されており、先行き不透明感が強まる一方で、本決算発表を終えた企業の業績は総じて好調だ。最高益を更新した企業は少なくない。進行中の今期も荒波を乗り越え着実に前進する企業が多いようだ。 本稿では、この最高益更新会社の中から業績の伸びが際立つ20社を紹介する。具体的には、今号(夏号)と前号(春号)の『会社四季報』を比較して、今号に掲載された過去最高益の更新額(前号と今号の過去最高益の差額)の大きい順に上位20社をランキング形式でまとめた(6月14日時点)。 『会社四季報』では会計基準ごとに過去最高益を表示する。会計基準を変更した銘柄は、新会計基準での実績決算期が少なくなるため、最高益の更新が容易になる傾向がある。そこで、本ランキングでは、新会計基準に移行して3期以内の銘柄は除外している。例えば、トヨタ自動車(7203)の2022年3月期決算は、国際会計基準に移行して2期目のため、本ランキングの対象にはならない。 また、前号未掲載の新規上場企業、会社設立後初めて本決算実績を発表した銘柄はいずれも集計の対象外とした。
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会社四季報オンライン編集部