【ヤクルト】小川泰弘が“奉納バント”で連勝狙う「ファンの方が楽しんでもらうのが一番」
ヤクルトの小川泰弘投手は2日、先発する3日の中日戦(神宮)へ向けて神宮外苑で最終調整。キャッチボール、ダッシュなどで汗を流した。 今季は上半身のコンディション不良で出遅れたが、初登板だった前回4月26日の阪神戦(甲子園)で、7回5安打2失点で今季初勝利。「いいスタートを切れたなと思いますし、完全じゃない中でしっかり工夫して投げられた。登板を重ねるたびにもっと良くなっていければなと思っています」と語った。 初登板の試合では、打席でスクイズも成功。目より上でバットを横に構える独特の構えだが「“奉納バント”って言われてるらしいですけど。僕的にはあれが一番やりやすい」。ベンチの選手が構えをまねして迎えることもあるが「あれはもう、いじりですよね。いじりと笑いみたいな。でも、良くないですか? 決まってなごやかになるのは」と笑った。 SNS上で広がる“奉納バント”に、抵抗はないという。「ファンの方が楽しんでもらえることが一番なので、いいんじゃないですか。(嫌な気持ち)全然、別に。やりやすいんですよ、本当に。話題とかじゃなくて。(はやらせたい?)そこはあれですけど、やめることはないですね」。奉納バントも武器に、連勝を狙う。
報知新聞社