上田綺世不在で古橋亨梧が1年ぶり代表復帰!森保監督「代わりではなく、選ぶべき選手ということ」
日本サッカー協会(JFA)は7日、11月の北中米ワールドカップアジア最終予選2試合に臨む日本代表メンバー27人を発表し、FW古橋亨梧(セルティック)が負傷辞退した昨年11月のW杯アジア2次予選以来の復帰を果たした。 【写真】「全然違う」「びびるくらいに…」久保建英の9年前と現在の比較写真に反響 約1年ぶりの選出となった古橋について森保監督は「代表への招集はここ最近なかなかできていないが、彼のプレーに関しては、スタッフが行ける限りセルティックの試合を現地で見て、毎試合、映像を通して確認してきている」と指摘。エースであるFW上田綺世がケガで招集外となったが、「(上田の)代わりということではなく、普段から候補選手を見ている中で、今回選ぶべき選手ということで選ばせてもらった」と強調した。 今季もここまでリーグ戦10試合で4ゴール3アシストを記録。「私が言うまでもなく、彼がここまでセルティックで、ヨーロッパで結果を残してきている、チームを勝たせる存在感のあるプレーをしているということで、今回選ばせてもらった」。求められるのはその得点力。「ゴール前でピンポイントで合わせてゴールを奪い切る、仕留めることができる選手だと思っている。ゴール前の良さを出してもらえるように思い切ってプレーしてほしいし、チームとしても彼の良さを生かせるように、そして我々の戦い方と合わせて双方にとって幅を広げられるように活動していきたい」と、チームの戦術にプラスアルファが加わることに期待した。 さらに「ゴールに向かっていく仕事だけでなく、セルティックでは前線の起点となって、もう一回ゴール前に進入していくプレーをしていることは確認している。チームとして起点になる部分、前線からの守備はセルティックでやっているものを生かしてもらえればと思う」と、幅広い役割を求めていた。