大阪・ATC「光の回廊」 ── 音に合わせ輝く海辺のイルミ
大阪市住之江区にある大規模複合施設「ATC」で開かれている「Happy Xmas 2014」。ATCが20周年を迎え、今年の4月から約18万球のLEDによるイルミネーションスポット「光の回廊」を新設している。クリスマス期間は、イルミネーションツリーやプロジェクションマッピングなども実施されており、海辺での楽しいひとときをすごすことができる。
専門学校生の作品もイルミスポットに
ATCの担当者によると、この季節に合わせ、25日まではクリスマスソングをBGMとして使用。イルミの装飾で特に力を入れた点は海辺の商業施設という魅力と海・空に開けた全長450メートルの「ウミエール広場」広さを生かし、ATCの特色である73本ある「ヤシの木」を中心に海辺全体に光が変化するものを施したことだという。 また、音に合わせ光るものもあり、幻想的な空間が作り出されているほか、学生たちのアートインスタレーション「Student's Art Collection」と題したスペースも。大阪モード学園、スペースデザインカレッジ、創造社デザイン専門学校、ヒューマンアカデミーといった4校の専門学校生が創り出した作品も、今月からイルミスポットとして追加されている。
くまのアットくんのプロジェクションマッピングも
ほかにも25日までは、「光のワンダーランド プロジェクションマッピング」が行われ、グラフィティアーティストMOT8氏の巨大イラスト画キャラクター「くまのアットくん」が愉快に踊り出す光景も見られる。 担当者は「日中は巨大ツリーの前で音楽ライブなどを実施し、日没後は、毎年、テーマを変えて音と光の演出によるイルミネーションをたくさんのお客様にお楽しみ頂けますよ」と話している。