根尾昂、秋広優人、度会隆輝、森下翔太…キャンプで注目の「大ブレーク候補」は【セ・リーグ編】
・秋広優人(巨人) ※昨季成績 121試合出場、打率.273、10本塁打、41打点、0盗塁 ※通算成績 122試合出場、打率.273、10本塁打、41打点、0盗塁 高卒3年目の昨季に頭角を現した若武者は無限の可能性を秘めている。球団歴代最長身タイの身長2メートルの肉体から振り抜かれた打球は軽々とフェンスを越えるが、魅力は長打力だけではない。差し込まれても遊撃の頭を越える安打を放つ高等技術で、ヒットゾーンが広い。8月以降に下降線をたどり、規定打席到達に4打席足りなかったが、まだ能力の一端を見せたにすぎない。将来は三冠王を獲得しても不思議でない逸材だ。 ・吉村貢司郎(ヤクルト) ※昨季成績 12試合登板、4勝2敗、防御率4.33 ※通算成績 12試合登板、4勝2敗、防御率4.33 即戦力右腕として期待された新人の昨季は開幕から先発ローテーション入りしたが、5月末に上半身のコンディション不良で3カ月間戦線離脱。9月に復帰したが、シーズンを通じて稼働できなかった。持っている能力は間違いなく高い。昨年11月にはアジアプロ野球チャンピオンシップで侍ジャパンに選出され、大会連覇に貢献した。先発がコマ不足のチーム事情の中、今年は規定投球回をクリアできるか。 写真=BBM
週刊ベースボール