タイガースの“起爆剤”に…?阪神、1軍起用が待たれる有望株(6)ファームで打率3割超えも
球団史上初の日本一連覇を目指している2024年の阪神タイガース。ここまでリーグ優勝を狙える位置につけているが、主砲・大山悠輔の二軍落ちなど思わぬ誤算も起きている。今後安定した戦いを続けていくには、やはり若手選手のブレイクが不可欠だろう。ここでは、一軍での起用が待たれる阪神の有望株を紹介したい。(※今季成績は6月19日時点)
井坪陽生
・投打:右投右打 ・身長/体重:177cm/88kg ・生年月日:2005年3月17日 ・経歴:関東第一高 ・ドラフト:2022年ドラフト3位 高卒1年目から大器の片鱗を覗かせていた井坪陽生。2024年もファームで好成績を残しており、今季中の一軍デビューも十分に考えられる。 関東第一高時代には、高校通算32本塁打を記録。走攻守揃った外野手として注目を浴び、2022年ドラフト3位で阪神タイガースに入団した。 ルーキーイヤーの昨季は、シーズン途中まで3割近い打率を記録するなど、潜在能力を遺憾なく発揮。夏場以降は状態を落としたが、最終的に93試合に出場し、打率.248、3本塁打、34打点、4盗塁と及第点の成績を残した。 高卒2年目の今季も、二軍でここまで59試合に出場し、打率.310、1本塁打、21打点、8盗塁、OPS.749と傑出した数字をマークしている。 また、得点圏打率.386と勝負強さも光る。守備面でも着実なレベルアップを見せており、一軍昇格間近といっても過言ではないだろう。
ベースボールチャンネル編集部