左から２番目が佐藤弘道。右が杉田あきひろ。杉田あきひろのインスタグラムより＠ａｋｉｈｉｒｏｓｕｇｉｕａ＿ｔｈｅｎｅｏ

　ＮＨＫ「おかあさんといっしょ」で体操の「ひろみちおにいさん」として親しまれたタレント・佐藤弘道（５５）が「脊髄梗塞（こうそく）」を発症し、活動を休止すると１３日に発表した。これを受け、過去の「おかあさんといっしょ」メンバーがＳＮＳを通じてエールを送った。 【写真】「おかあさんといっしょ」懐かしメンバー集合！佐藤弘道が公開「勢ぞろい」 　１９９９年から９代目「うたのおにいさん」を務め、４年間番組で共演した歌手の杉田あきひろは、１４日に自身のインスタグラムを更新。当時の懐かし写真を投稿して「佐藤弘道お兄さんが脊髄梗塞で活動を休止されたという事をニュースで知り、大変に驚き心配しています。４年間番組で毎日一緒に過ごし、もはや戦友とも言える弘道お兄さん」とショック。「僕も癌（がん）で声を失いかけましたが戻ってきました。必ずまた元気な姿を見せてくれると信じて、彼の回復を心から祈ります！」とメッセージ。自身は２０２２年８月に喉頭がんステージ３であることを公表している。 　第１７代目のうたのおねえさんとして６年間共演した歌手の茂森あゆみは、１４日に自身のインスタグラムのストーリーズを更新。「弘道お兄さんが一日も早く回復されることを心から祈っています！」と思いを記した。 　また１９８８年から９年間、７代目うたのおにいさんを務めた現在シンガー・ソングライターで作詞、作曲家の坂田おさむは１３日に自身のＸ（旧ツイッター）を更新。「佐藤弘道さんの病気の事驚いています。実は彼から事前に聞いておりました」と連絡を受けていたことを告白。「子ども達やみんなの健康管理を楽しく分かりやすく伝えてくれる伝道者でもありますし体操のプロでもあります。そのショックは如何ばかりかと思います」と思いやり、「きっと回復しまた私たちを喜ばせてくれると僕は固く信じています。現在僕の左足のアキレス腱断裂のケガが回復に向かっているのは彼のはからい、指導のおかげです。彼の復活回復を皆さん応援してあげて下さいね」とファンに呼びかけた。 　佐藤は１９９３年から１２年間、第１０代体操のおにいさんとして「おかあさんといっしょ」に出演。今月１３日に所属事務所を通じて、「脊髄梗塞」を発症したため活動休止することを発表。２日に体調を崩し、下半身まひとなり緊急入院。直筆コメントで、現在も全く歩けない状態と明かしつつ「リハビリに力を入れて復帰に向けて頑張りたい」とつづった。