警察学校卒業式で決意語る 53人が新たな一歩 三重・津市
卒業生を代表し決意を語った豊永光巡査=三重県警察学校(三重テレビ放送)
26日、三重県警察学校で卒業式が行われ、53人が警察官としての新たな一歩を踏み出しました。 卒業を迎えたのは、今年4月に採用されて三重県警察学校に入学した53人で、これまで半年間にわたって警察官として必要な知識や技能を学んできました。 式ではひとりひとりの名前が呼ばれ、卒業生代表が卒業証書を受け取った後、それぞれに配属の辞令を受けました。 三重県警察本部の難波正樹本部長は「悪に対していささかもひるまず、地域住民に寄り添う優しさを兼ね備え、警察官としての誇りをもって任務にあたって」と訓示しました。 卒業生を代表し、豊永光巡査は「県民とともに築く安全で安心な三重の実現のため、何事にも全力を尽くして取り組んでいくことをここに誓います」と決意を語りました。 卒業生は26日付けで県内の各警察署に配属され交番勤務にあたることになっていて、「市民や被害にあった人に寄り添える警察官になりたい」「県民を笑顔にできるように頑張りたい」などと話していました。