ジャッジ今季最速150キロ返球VS大谷翔平タッチアップは大谷に軍配「彼はスピードスター」
<ヤンキース6-4ドジャース>◇9日(日本時間10日)◇ヤンキースタジアム ドジャース大谷翔平投手(29)が「2番DH」で出場し、4打数1安打で2試合連続安打をマークしたが、敵地ニューヨークでの注目の3連戦は不発に終わった。 【動画】大谷翔平の足vsジャッジの肩 わずかに大谷の足が早く生還 2点ビハインドの8回無死、内角球に詰まった当たりが三塁線を抜け、二塁打で出塁。その後、1死三塁から4番スミスの右犠飛で生還した。 やや浅いフライで、ヤンキースの強肩右翼手ジャッジの返球との勝負となったが、大谷の快足が勝った。 MLB公式のサラ・ラングス記者によると、ジャッジのスローイングは93・4マイル(約150キロ)で今季最速だったという。試合後、ジャッジは「彼は速い。いいボールで正確に投げなければいけない。走るのは分かっていたし、95マイル(約154キロ)投げられば良かったけど。彼はスピードスターであり、素晴らしいアスリートだ」と称賛した。 両者の主砲対決が注目された3連戦。打撃成績では11打数7安打(打率6割3分6厘)、3本塁打、5打点のジャッジに対し、大谷は13打数2安打(同1割5分4厘)で不発に終わった。また、チームの勝敗はドジャースが2勝1敗で勝ち越した。