カブス今永昇太、田中将大以来の日本人投手デビュー4連勝!渡米後最長6回1/3で1失点
◆米大リーグ レッドソックス1―7カブス(26日、米マサチューセッツ州ボストン=フェンウェイパーク) 【動画】投手でアスリート!今永昇太、華麗なグラブさばき!! カブスの今永昇太投手(30)が26日(日本時間27日)、敵地のレッドソックス戦で5試合目の先発登板をし、6回1/3を1失点と好投し、無傷のデビュー4連勝を飾った。レッドソックスの吉田正尚外野手(30)はスタメンを外れ、出番はなかった。 日本人投手のデビュー4連勝は、14年の田中将大(ヤンキース)以来、史上4人目。 シカゴよりは暖かい気温12度の中、半袖でマウンドに上がった今永。先頭のデュランを当たり損ないの投直、2番オニールを遊ゴロ、レフスナイダーを空振り三振にしとめ、初回を無失点で立ち上がった。 2回と3回を三者凡退とし、4回先頭のデュランにはセーフティーバントで揺さぶられたが、今永みずから鮮やかなグラブトスで処理。その直後の1死無走者でオニールに中越えソロを被弾した。なお四球と安打で1死一、二塁とされたが、後続を断ち、1失点でしのいだ。5回、6回も無失点で3度目のクオリティースタートを達成。7回、先頭打者に安打で出塁を許し、飛球で1死をとったところで降板。88球、5安打1失点1四球7奪三振。自ら拍手しながらベンチに戻ってベンチでハイタッチした。 今永はこれまで4試合に登板し3勝0敗。21回1/3で4失点(自責2)。防御率は0・84でMLB3位につけていた。投球内容もMLBトップクラス。四球の割合はメジャー2位の2・4%。四球/三振の比率もメジャー2位の10・50と安定感は抜群だ。被打率は1割7分5厘。特に、9三振を奪っている直球に関しては、被打率1割1分5厘。10三振を奪っているスプリットについては、被打率2割と、持ち球の威力が十二分に発揮されている。
報知新聞社