大津の高速アタッカーMF舛井悠悟が序盤から持ち味発揮。ゴールに係わり、自らも2戦連発
[6.30 プレミアリーグWEST第10節 静岡学園高 1-8 大津高 時之栖スポーツセンター 時之栖Aグラウンド] 【写真】「マジで美人」「可愛すぎてカード出る」現地観戦した女子アナに称賛集まる 大津高(熊本)は立ち上がりから前に速く、を徹底。右の俊足MF舛井悠悟(3年=ブレイズ熊本出身)を積極的に活用して静岡学園高(静岡)を押し込んだ。そのスピードを活かした仕掛けでセットプレーを獲得し、ゴールも。立ち上がりに相手を飲み込む一因になっていた。 「入りのプレーが今日は良かったんで、ファーストプレーで自分の得意な部分を出せて、チームも、個人もいい形で試合に入れたのかなと思っています」と舛井。前半6分に自身も絡んだ攻撃からPKを獲得して1-0。舛井は12分の2点目にも係わると、23分には右サイドからのシュートで2戦連発、今季リーグ戦3得点目をマークした。 「将がシュート打ちたかったと思うんですけど」と舛井は、アシストのFW兼松将(3年)に感謝する。すると、後半13分には右サイドで兼松のゴールの起点となり、17分にも右サイドでの抜け出しで兼松のゴールをアシスト。兼松に恩返しして、7-1の後半31分に交代した。 山城朋大監督も評価するパフォーマンス。「ボール受ける回数だったり、点に絡む回数っていうのは意識しながらやっています」という舛井は、相手のSBに並ぶような立ち位置でボールを引き出し、大津屈指のスピードで振り切って行く。 繰り返し仕掛けられる体力も強み。「しつこく来られたらDFも嫌だと思うんで。そこを理解して、仕掛ける回数を増やしたりっていうのはしています」。前節に続くゴールで結果。精度を高め、この活躍を続けていく意気込みだ。 「目に見える結果で活躍していきたい。ここ何試合かで点も取れたりしているので、仕掛ける回数とかもそうですけど、あとアシストとか、ゴールとか、そういう結果にこだわってやっていきたいです」 将来の目標は大学を経由し、プロで活躍すること。EUROでのスペイン代表FWラミネ・ヤマルの活躍などが刺激になっているというサイドアタッカーは、「このリーグ戦とか、もうすぐあるインターハイとかでしっかり自分の良さを出してアピールできていったらと思います。どんどん自分の持ち味出して、前に行って、チャンスメークできるような選手になっていきたいです」。身体能力が高く、まだまだ活躍できるポテンシャルを秘めていることは確か。大舞台で持ち味を存分に発揮し、大津にゴールと白星をもたらす。