西日本豪雨で甚大な被害 大洲市の「十夜ヶ橋永徳寺」本堂を再建 水害に備えた対策も
南海放送
西日本豪雨によって甚大な被害を受けた愛媛県大洲市の寺の本堂が、およそ6年の月日を経て新たに生まれ変わりました。 穴井記者: 「こちらの入り口には当時の最高水位が示されています」 2018年、愛媛を襲った西日本豪雨。大洲市の「十夜ヶ橋永徳寺」は、近くを流れる都谷川が氾濫し、浸水の影響で傾いた本堂を解体することになるなど甚大な被害を受けました。 豪雨からまもなく6年。今月、新しい本堂が完成しました。県産のヒノキやケヤキが使われた本堂は、基礎をおよそ2メートルかさ上げするなどの対策がとられています。 また水害に備えて、中二階に避難者を受け入れるスペースが設けられています。 三好円暁住職: 「心のよりどころとなるように、そして地域の方々に集っていただけるような場所になるように努めてまいりたい」 あさっての日曜日に本堂の再建を祝う落慶法要が行われます。