「食道がん」の治療遅れ「ステージ4」まで進行…50代女性患者めぐり情報共有のミス病院側が患者らに謝罪 大阪国際がんセンター
大阪国際がんセンターは院内の情報共有のミスにより、50代の女性患者の食道がんの治療が4か月遅れ、病状が悪化したと明らかにしました。 23歳で突然のがん宣告、子供産めない体になった元アイドル 大阪国際がんセンターの50代の女性患者は去年5月、中咽頭がんと食道がんの重複がんだと診断されました。 センターはまず病状が進行していた中咽頭がんの治療を進めることにし、食道がんについては去年9月に治療を始める予定でしたが、今年1月、治療が始まっていなかったことが判明。食道がんはステージ1からステージ4まで進行したということです。 頭頸部外科から消化器内科への引き継ぎが適切に行われなかったことなどが原因で、センターは患者本人や家族に謝罪。再発防止を徹底するととしています。