4大会連続W杯で共闘した川島永嗣と長友佑都がJでは14年ぶりに対戦…川島「お互い、しぶといねと話をしました」
◆明治安田J1リーグ▽第18節 FC東京1―1磐田(16日・味の素スタジアム) 日本代表で4大会連続W杯で共闘してきた磐田GK川島永嗣(41)と、FC東京DF長友佑都(37)が、10年4月4日の川崎―FC東京戦(2〇1)以来、14年ぶりにJリーグの舞台で対戦した。 左サイドバックで先発した長友は豊富な運動量で後半33分まで攻守に躍動し、川島は1―0の後半39分に失点こそしたが、ゴール前のクロスに飛び出して対応する場面や、1―1の後半終了間際にはゴール正面でのシュートをセーブするなど、衰え知らずのプレーをお互いに見せた。 “ゴリラ兄弟”という盟友対決を終え、川島は「いやあ、元気ですね。ゴリ兄弟。でも、やっぱりこうやってピッチの上で戦うことができて本当にうれしいですし、お互い多分、余計なことを考えずに、今、目の前にある試合のことしか考えてないと思うので、また切磋琢磨(せっさたくま)してこの先もやりたいなと思います」と振り返った。 試合後には「お互いしぶといね、という話をしました」と笑顔で振り返り、今後に向けて「やっぱり年齢は関係ないと思いますし、やっぱりピッチの上でどれだけ自分たちが見る人の心を動かせるかっていうのが一番だと思う。そのためにはやんなきゃいけないことがあると思いますし、お互い違うチームですけど、自分のチームもそうですし、日本のサッカーのために何かやれることがあればいいんじゃないのかなと思います」と話した。
報知新聞社