被爆2世・3世の団体が岡山県に要望「健康不安への対応拡充、平和啓発事業を」
KSB瀬戸内海放送
被爆2世・3世らでつくる岡山の団体が健康不安への対応の拡充などを岡山県に要望しました。 【写真】岡山「被爆2世・3世の会」世話人代表の訴え
(岡山「被爆2世・3世の会」/加百智津子 世話人代表) 「被爆者、そして2世・3世の要望を実現することも、核も戦争もない世界の人間社会の形成につながるアプローチのひとつになるのではないでしょうか」 要望書では被爆2世が年に1回受ける「被爆2世健康診断」の項目に「がん検診」を加えること、健診の対象に被爆3世を加えることなどを求めています。 これに対し、県は「国が判断する内容だ」などと返答しました。 また、会は、被爆80年となる2025年、平和を呼び掛ける啓発事業を実施してほしいと要望しました。
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