ムチュア・マドリッド・オープン

ダニエル太郎[画像/ゲッティイメージズ]

男子テニスのムチュア・マドリッド・オープン（スペイン/マドリッド、レッドクレー、ATP1000）は日本時間27日（現地26日）にシングルス2回戦が行われ、世界ランク85位のダニエル太郎は第24シードのT・フリークスポール（オランダ）に6-4, 3-6, 4-6の逆転で惜しくも敗れ2回戦敗退となり、初の3回戦進出とはならなかった。 【シナー、アルカラスらマドリッドOP組合せ】 30歳のダニエルが同大会の本戦に出場するのは今回が初。1回戦では世界ランク62位のA・ブキッチ（オーストラリア）を6-2, 6-7 (1-7), 6-1のフルセットで破り2回戦に駒を進めた。 迎えた2回戦の第1セット、ダニエルはアンフォーストエラーを3本に抑える安定したプレーを披露。サービスゲームでは相手に1度もブレークポイントを与えずキープを続け、リターンゲームでは第5ゲームでブレークを奪い先行する。 第2セット、両者キープを続ける展開となるも、終盤の第8ゲームでダニエルはブレークポイントを握られると最後はバックハンドがわずかにベースラインを割りブレークを許し、1セットオールに追いつかれる。 ファイナルセット、このセットも両者終盤まで相手にブレークを与えなかったものの、ダニエルが第9ゲームでブレークを許す。その後、第10ゲームでダニエルはブレークを返すことができず、2時間6分で力尽きた。 勝利したフリークスポールは3回戦で第11シードのH・ルーネ（デンマーク）と対戦する。ルーネは2回戦で世界ランク41位のM・ナヴォーネ（アルゼンチン）を下しての勝ち上がり。