【広島】“神宮の鬼”坂倉将吾が今季初4連勝&借金完済に導く 昨季打率.394
広島の坂倉将吾捕手が22日、得意の神宮での活躍を誓った。23日からヤクルトと敵地3連戦。昨季は同球場で3割9分4厘の高打率をマークし、4本塁打は球場別でマツダの5本に次ぐ。「そういうこと(得意と)言われると今年1割とかになったりする」と苦笑いしながら、「今年も頑張りたいと思います」と、意気込んだ。 今季ここまで打率2割2分4厘、2本塁打、7打点と、まだまだ本来の打力は発揮できずにいるが、21日の巨人戦(マツダ)では今季初の一塁起用で、今季2度目の4番にも座った。状態について「悪くはない。休みを挟むので、そこは狂わないように、しっかりイメージしていい休日を過ごせたら」と、上向きと捉えている。 自身は得意としながら、昨季チームは同球場で2勝10敗と大きく負け越した。「球場が狭いので、打つ方はしっかり対応できればすぐスタンドに入るというのもありますし、逆に守備では、打線に長打力があるバッターがそろっている怖さもある。全部が全部、いいわけではない。再三の注意を払いながら、いい試合が出来れば」 21日までの巨人3連戦(マツダ)は1勝2分けで、3勝2分けで1週間を終えた。現時点で5位ながら、首位・阪神とは2ゲーム差だ。借金1は残るものの、今季最長タイの3連勝中。「今週1週間はビジターになるので、気を引き締めてやれれば。1試合ずつ大事にやっていければ」と、力を込めた。
報知新聞社