【ツインズ5－3エンゼルス】＠エンゼル・スタジアム

6回途中4失点で敗戦投手となったパトリック・サンドバル（MLB Advanced Media）

　日本時間4月27日、5つの借金を抱えるエンゼルスは本拠地エンゼル・スタジアムでツインズとの3連戦がスタート。その初戦は6回表までに4点を先行される苦しい展開となり、追い上げ及ばず3対5で敗れた。ツインズ先発のベイリー・オーバーは8回途中まで3安打2失点の好投で2勝目（1敗）を挙げ、3番手のケイレブ・シールバーが今季初セーブを記録。エンゼルス先発のパトリック・サンドバルは6回途中9安打4失点（自責点3）で4敗目（1勝）を喫した。 【動画】エンゼルスのノーラン・シャニュエルがタイムリーヒットを放つ（MLB.comより） 　エンゼルスは2回表にカルロス・サンタナの2号ソロで先制されると、3回表にバイロン・バクストン、5回表にライアン・ジェファーズ、6回表にサンタナにそれぞれタイムリーを浴び、4点を追う展開に。6回裏一死2・3塁からノーラン・シャニュエルの内野ゴロの間に1点を返し、8回裏にはシャニュエルのタイムリーで2点差としたが、9回表にウィリー・カストロのタイムリー二塁打で手痛い追加点を奪われた。9回裏に粘りを見せ、ザック・ネトのタイムリーで1点を返したが、最後は一発が出れば逆転サヨナラの場面でマイク・トラウトが凡退して試合終了。3連戦の初戦を落とし、今季ワーストの借金6となった。 　ア・リーグ西地区で3位のエンゼルスを0.5ゲーム差で追っていた4位のアスレチックスが延長タイブレークの末にオリオールズを破ったため、エンゼルスはアスレチックスに抜かれて今季初の4位転落。大谷翔平の穴が埋まっていないため、投打とも上位進出を狙うためには戦力不足が否めず、ロン・ワシントン新監督は難しい舵取りを強いられている。ポストシーズン進出は2014年が最後。今季は早々にポストシーズン争いから脱落してしまうのだろうか。