衆院選島根1区に高階恵美子氏擁立 自民党県連が決定
自民党島根県連は7日、松江市内で選挙対策委員会を開き、次期衆院選島根1区の候補者として県連副会長の高階恵美子衆院議員(60)=比例中国=を擁立すると決めた。高階氏は記者会見で立候補を表明した。 高階氏は、県連の打診を受け「地域の課題や願いのために大きな挑戦をするべきだと考えた」と説明。「ゼロからのスタート。地域を歩き、候補者として認めてもらえるよう頑張る」と語った。 県連は国会議員としての約15年の経験を評価。絲原徳康会長は「緊密な連携で総力戦を進める覚悟」と話した。 高階氏は宮城県出身。東京医科歯科大院中退。2010年に参院選比例代表で初当選。2期目途中の21年に衆院比例代表中国ブロックに転じた。 島根1区では、4月の補欠選挙で立憲民主党の亀井亜紀子氏(59)が自民候補を破った。ほかに共産党新人の村穂江利子氏(56)が立候補を予定する。
中国新聞社