インテル、鎌田大地先発のラツィオに完勝 ユヴェントスは手痛いドロー|セリエA 第16節 結果まとめ
首位インテルはアウェーでラツィオと対戦。ラツィオはコンディションに不安があったルイス・アルベルトがベンチスタートとなり、鎌田大地が先発出場した。前半の序盤はラツィオが攻め込む時間帯が続いたものの、その後は徐々にインテルのペースに。40分には相手のバックパスを拾ったラウタロ・マルティネスがGKをかわして左足で流し込み、インテルが先制する。後半も立ち上がりはラツィオがチャンスを作ったが、66分にインテルがカウンターを仕掛け、最後はマルクス・テュラムが追加点。その後スコアは動かず、インテルがリーグ戦3連勝を飾った。鎌田は65分にルイス・アルベルトとの交代で退いている。 【動画│鎌田大地】セリエA 第16節 ラツィオ vs インテル ハイライト 2位ユヴェントスはアウェーでジェノアと対戦。序盤からフェデリコ・キエーザやドゥサン・ヴラホヴィッチがゴールに迫ると、27分には相手のトラップミスを突いたヴラホヴィッチからキエーザに繋ぎ、キエーザがペナルティーエリア内で相手GKに倒されてPKを獲得。これをキエーザが自ら沈めて28分に先制する。しかし48分、ジェノアはゴール前での粘り強いパス回しから、最後はアルバード・グドムンドソンが押し込み同点に。その後は両チームともにチャンスを生かせず、ユヴェントスにとっては痛いドロー決着となった。 モンツァをホームに迎えたミランは、開始3分にティジャニ・ラインダースが巧みな中央突破から自らシュートを沈めて先制に成功する。24分にトンマーゾ・ポベガが臀部のあたりを負傷してプレー続行不可能となり、18歳のジャンカルロ・シミッチがトップチームデビューのピッチに立つ。すると41分、そのシミッチがラファエウ・レオンの折り返しに滑り込みながら合わせて追加点を奪う。後半もミランのペースは変わらず、76分にはラインダースのロビングをオリヴィエ・ジルーが落とし、ノア・オカフォーが蹴り込んでダメ押し。オカフォーはその直後にハムストリングを痛めて交代となったが、ミランが快勝を収めた。 ナポリ vs カリアリは前半をスコアレスで折り返すと、69分にヴィクター・オシムヘンのゴールでナポリが先制。すぐに1点を返されたが、75分にはクヴィチャ・クワラツヘリアが勝ち越しゴールを奪い、これが決勝ゴールとなって2-1で勝利を収めた。ローマはロメル・ルカクが出場停止、パウロ・ディバラが左ハムストリング負傷で欠場と両エースの不在が響いたか、ボローニャに0-2で完敗している。 レッチェは2-1でフロジノーネに勝利。トリノは25分のドゥサン・サパタのゴールが決勝点となり、エンポリに1-0で勝利している。フィオレンティーナはヴェローナに1-0で勝利。ヴェローナはリーグ戦で開幕2連勝の後、これで14試合未勝利と苦しんでいる。ウディネーゼはサッスオーロに2点を先制したものの、59分に退場者を出すと相手に反撃を許し、ドメニコ・ベラルディに2本のPKを決められ2-2の引き分けに終わった。アタランタは最下位サレルニターナに4-1で快勝している。
◉セリエA 第16節 結果
ジェノア 1-1 ユヴェントス レッチェ 2-1 フロジノーネ ナポリ 2-1 カリアリ トリノ 1-0 エンポリ ミラン 3-0 モンツァ フィオレンティーナ 1-0 ヴェローナ ウディネーゼ 2-2 サッスオーロ ボローニャ 2-0 ローマ ラツィオ 0-2 インテル アタランタ 4-1 サレルニターナ
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