ヤクルト・山田哲人が証言する村上宗隆のすごみ 広角に力強く打てるパワー 打球速度の速さがムネの打撃の特長
(セ・リーグ、ヤクルト2-0広島、6回戦、広島4勝2敗、15日、松山)村上のすごみとは―。ヤクルト・村上宗隆内野手(24)が史上最年少の24歳3カ月で通算200本塁打に到達した。球史を塗り替え続ける4番は何が優れているのか。間近で見続けている山田哲人内野手(31)が〝証言〟した。 【写真】ファン感謝デーで集結した村上宗隆のそっくりさん ムネのすごさは、逆方向を含めてどの方向にも力強く打てるところ。何よりあのパワーがすごい。うらやましいです。自分にもあれだけの力があったらなと思います。今までのホームランバッターの打球とも違う。打球速度が速い。そこがムネの打撃の特長だと思います。 一番印象に残っている本塁打は、2022年8月28日のDeNA戦(横浜)でエスコバーから打った一発です(シーズン49号)。内角低めの厳しいコースを、腕を畳んであそこまで飛ばせる人はなかなかいない。今でも覚えています。 いろいろな最年少記録を塗り替えていますが、彼の成長スピードはものすごく早いので、当たり前だなと感じます。チームメートとして頼もしい存在ですね。