最強の敵・ウロボロスの声は杉田智和！

　2025年2月21日から期間限定上映される特撮Vシネクスト「仮面ライダーガッチャード GRADUATIONS」に登場する最強の敵・ウロボロスの声を、杉田智和が担当することが明らかになった。 　同作は、23年9月～24年8月に放送された「仮面ライダー」シリーズの特撮テレビドラマ「仮面ライダーガッチャード」の続編。テレビドラマでは、ガッチャードライバーを託され、錬金術師を養成する錬金アカデミーの生徒になった一ノ瀬宝太郎（演：本島純政）が仮面ライダーガッチャードへと変身し、ライドケミーカードから解き放たれてしまった101体の人工生命体ケミーを回収すべく、ケミーと人間の悪意が融合して誕生する怪人マルガムと戦う姿が描かれた。 　杉田は、身体が無数の腕で構成されており竜のような頭部と胸部の大きな瞳が特徴的な、今作最強の敵・ウロボロスの声を担当する。ウロボロスという名は自分の尾を噛んで輪の形になった竜（蛇）のことを指しており、錬金術の世界では「破壊と再生」など相反するものの統一の象徴とされた。 　なお杉田は「仮面ライダーガッチャード」シリーズでは、23年12月に公開された「仮面ライダー THE WINTER MOVIE ガッチャード＆ギーツ 最強ケミー★ガッチャ大作戦」で強敵として登場したケミーのテンフォートレス役の声も担当。「仮面ライダー」シリーズの過去作では、「仮面ライダージオウ」で仮面ライダーギンガ、「仮面ライダーキバ」で主人公が変身するときに使用するベルトにもなるキバットバットIII世の声優も務めている。 　また今作に、黒鋼スパナ（藤林泰也）が変身する仮面ライダーヴァルバラドの新フォームである「仮面ライダーヴァルバラドGT」が登場することも明らかになった。レーシングマシンのようなスピード感溢れる姿になっており、両腕の機関車にはフロントウィングを思わせるブレードが装着されている。 　Vシネクスト「仮面ライダーガッチャード GRADUATIONS」のブルーレイとDVDは6月11日に発売予定。短編作品「ホッパー1のはるやすみ」も収録される。初回生産限定となるライドケミートレカセット版の同梱特典には、仮面ライダーヴァルバラドGTの変身アイテム「ダイオーニGT」と「ギガントライナーGT」のカードも含まれている。