「他のMFと比べて多分1番地味で、評価しづらい」神戸キャプテン山口蛍が自身を客観視「どこが伸びたのかは分からない」
「チーム全員で来れることほど嬉しいことはない」
キャプテンとしてヴィッセル神戸の初優勝に大きく貢献し、Jリーグの年間ベストイレブンに選ばれた山口蛍が12月5日、記者会見に出席。チームメイトへの感謝を伝えた。 【PHOTO】年間表彰式「2023Jリーグアウォーズ」で総合司会を務めた影山優佳を特集! 日本代表で48キャップを誇る33歳のMFは、2019年にセレッソ大阪から神戸に移籍。それ以降、大黒柱としてチームを支え、加入5年目の今季、悲願のJ1制覇へ導いた。 同日に行なわれたJリーグアウォーズでは優勝チームの特権として、メンバー全員でステージに上がったなか、達成感をこう示した。 「やっぱりチーム全員で来れることほど嬉しいことはないと思います。神戸のサポーターの方々もそれを望んでいたと思うので、本当にみんなで来れて良かったです」 ベストイレブン入りはC大阪時代の2013年、2017年以来となった。「当時からの成長」を問われると、らしさ溢れるこんなコメントを残した。 「あんまり自分でどこが伸びたのかは分からないですけど、他の優秀選手に選ばれているミッドフィルダーの選手たちと比べても僕は多分1番地味で、評価しづらいプレースタイルだと、自分では思っています。なので余計1人では取れなかった賞だなと改めて感じますし、本当にチームみんなで獲った賞だなと思います」 個人賞でさえ、チームで掴んだタイトル――。会見では山口の強いキャプテンシーが、随所で垣間見えた。 取材・構成●有園僚真(サッカーダイジェストWeb編集部)
【関連記事】
- 【セルジオ越後】神戸を初優勝に導いた大迫のMVPに異論なし。長谷部監督は腕の良いコックさんのようで、多くの指導者の励みになった
- 涙をこらえながら...神戸キャプテン山口蛍が絞り出した言葉。リーグ初制覇に感無量「家族の支えもあり、チームメイトも待ってくれていた」
- 「岩政とかは監督をやっている」コーチとしてはルーキーの中村俊輔に焦り。横浜FCはJ2降格「違ったかなって考えざるを得ない」
- 「森保さんが注意しないと」闘莉王が日本代表ベテランの“行為”に苦言 「すごく気になっている」
- 「女性の場合、試合前の“夜の営み”は普通。でも…」ロシア女子代表GKの赤裸々発言が大反響!過去には「最も美しい20人のアスリート」に選出