【JR西日本】新快速から煙 原因はモーターの軸受が破損して、部品同士の接触で煙発生 JR神戸線で約2万人影響の車両トラブル
JR西日本は、2月7日に神戸線の垂水駅~舞子駅間で起きた車両トラブルの原因について発表しました。 発生したのは7日の午前11時30分すぎで、姫路行きの下り新快速電車(12両編成で乗客数約500人)の車輪付近から、煙のようなものが発生しました。 新快速電車は、明石駅まで行って運転を取りやめ、計23本が運休・部分運休し、計32本に最大93分の遅れが生じて約2万人に影響が出たということです。 煙が出た原因が判明し、29日に発表されました。姫路行きの先頭から5両目の下部から煙が出ていて、その車両にはモーターが4台ついているということです。 その一部で、モーターの回転を支える軸受が破損して、回転軸に振動が発生、普段なら当たらない部品同士が接触したことで、煙が生じたということです。 JR西日本は、暫定的な対策として、約3000台ある同じモーターの点検を実施するということです。