結局残留したルニンが今季初出場へ! レギュラー奪取か万年サブか、レアル・マドリードでの将来が懸かるGKに注目【欧州CL】
UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)リーグフェーズ第2節、リール対レアル・マドリードの試合が、2日(日本時間3日)に開催される。スペインメディア『AS』が、1日に報じたところによると、この試合でレアルの守護神を務めるのは、今季ここまで出場機会のなかったGKアンドリー・ルニンと予想される。カルロ・アンチェロッティ監督を納得させるプレーを見せ、スタメン争いに名乗りを挙げられるだろうか。 【リーグフェーズ順位表・対戦表】UEFAチャンピオンズリーグ24/25 世界的名手であるGKティボー・クルトワの後塵を拝し、ルニンはなかなか出場機会を掴めずにいる。昨季はクルトワの長期離脱によって先発の座を確保し、特に欧州CLの決勝トーナメントでビッグセーブを連発。チームの優勝に大きく貢献し、ヨーロッパの様々なクラブが関心を寄せる選手へと成長した。本人もトップチームでレギュラーとしてプレーすることを希望するなど、この夏の移籍市場では、去就に注目が集まっていた。 しかし、『AS』によれば、「ルニン自身の好パフォーマンスに加え、1年近く離脱していたクルトワが、復帰後どのような状態にあるのか、という不安もあり、クラブ側はルニンとの契約延長を検討していた。ほとんどすべてが合意に達していたが、シーズン終盤にクルトワが順調に復帰し、ルニンのマドリードでの将来は絶たれる寸前だった。しかし、昇給に加え、クルトワと競い合えるという自信も後押しして、9月中旬に2030年まで契約を更新するに至ったのだ」といういきさつの通り、結局ルニンは残留し、レアルに忠誠を誓っていた。 そしてようやく、契約延長の成果を見せる日が来たということだ。彼の未来が本当にレアル・マドリードにあるのか、アンドリー・ルニンの真骨頂が問われるリールとの一戦は、日本時間3日の午前4時にキックオフする。
フットボールチャンネル編集部